マイナス思考を封印する(2)
昨日の続きです。毎日ノルマはこなしているのになかなか成績があがらない我が子。当の本人は一向に気にする素振りもなく、ついボソっと…
「こんな調子じゃ到底受からないわね。」
「もう国語はあきらめるしかないかな。」
なーんて、言っちゃってませんか?いや、言っちゃってますよね。まあ、それが普通だと思います。
でも、能天気に見える子供ほど実は繊細で傷つきやすかったりするものです。それゆえ表面的には分からなくても、潜在意識にマイナス思考が根付いてしまいがちです。
「家庭教育クリニック」では、先日紹介した「会話メモ」をチェックして、このようなマイナス思考発言を洗い出しています。具体的にどう表現した方がよかったのかを十分話し合って、今後のコミュニケーションの改善に役立てています。
「まだ2週間もあるんだから、効率よく準備すれば大丈夫!」
「5年生の漢字さえできれば平均点は越えるんだから頑張ろう!」
受験直前期のこういうプラス思考発言で、心底お子さんがやる気を出してくれるような関係作りを今からしておくこと。これは極めて重要です。
2012/11/20