上手な褒め方・叱り方

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上手な褒め方・叱り方

昨日「むやみに」褒めるのではなく「要所で」褒めるという話をしましたが、実を言うと世のお母さんの大半は「要所で」すら褒めないようです(これは大阪だけ?)。むしろ、「むやみに」叱るお母さんが多い。時には本当にうんざりするくらい、ヒステリックに叱ります。

はっきり言います。「むやみに」褒めるのもいけませんが、「むやみに」叱るのは圧倒的に最悪です。萎縮する、嘘をつくようになる、こんな のはまだマシ。最悪なのは叱られることをなんとも感じなくなることです。こうなるともう手の施しようがなくなります。病気でいえば、末期ガン。何か奇跡で も起こらない限り、もうこの生徒は受験戦争で勝ち組にはなれなくなってしまいます。効果的な叱り方をちゃんと意識してくださいね。

ポイントは「必要以上に叱らないこと」と「感情をコントロールすること」です。これはなんとしても死守してください。でないと、知らないうちに本当に手遅れになってしまいますので!

とはいえ、どの程度が「必要」なラインか、自分がちゃんと「感情をコントロール」できているか、といった判断はなかなか難しいものです。 そこで僕は、ある程度自分を客観視する意味で、お子さんとの会話をできるだけメモしておくことをお勧めしています。クリニックでのアドバイスもより効果的 にすることができるので一石二鳥です。

2005/06/03

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