mustとwantを把握しよう
もうひとつには、これは自覚しにくいところなのですが「お母さん自身に我が子に必要なことが見えていないこと」が挙げられます。「やるべきこと(=must)」「やっておいた方がいいこと(=want)」の総量が分からないから、どれだけ休養をとらせればいいのか分からない。だから、とにかくひたすら目の届く限りは勉強させてしまうんですよね。
だって、休養できる時間なんて単純な計算で出るんですよ。「やるべきこと」をやって、余力があれば「やっておいた方がいいこと」をやる。で、残りは休養。でしょ?
「やるべきこと」「やっておいた方がいいこと」を正確に把握できたら、あとは残った時間をうまく勉強時間の合間に割り振るだけです(この「やるべきこと」「やっておいた方がいいこと」が分からない人のために存在するのが「受験プロデューサー」です)。
ちなみに、自宅学習の時間は「学年×20分」程度が目安と言われます。週末や夏休みなど、まとまって時間が取れる場合は学校の時間割を参考に休憩時間を決めてもいいでしょう。大人だって「明けても暮れても仕事」では、いずれパンクするはずです。子供の立場に立って許容量を考えてあげましょう。
2012/11/20